始めは、SEO対策会社に頼んでも費用対効果が合わずに宣伝費倒れしてしまうだろうと思い、それならば自分でやってみようと考えました。
でも当時の私は、SEOのズブのど素人...。そんなに簡単なことではありません。
今まで生きてきて自分に全く関係のなかったものを理解することは難しく、誰でも最初は一年生.....。
ネットサーフィンしたり、SEOのHOW TO本を買い漁って学んだつもりでも結局は中途で諦めてしまい、当世流行りのアウトソーシングに移行することになるのです。
それこそSEO対策会社はたくさんありまして、かなりの合見積を掛けて関西にある成功報酬型の会社に依頼することに。
契約内容は、6ヵ月間でこちらが指定したキーワード(3つ)でgoogleかyahoo!で検索順位を30位以内に入れば1日あたり3万円~10数万円を成功報酬としてこちらが請求を受ける.....といったものでした。
SEO業務だけで社員を雇い、長年営業し、顧客もたくさんいる訳ですから内心はかなり期待していました。
成功報酬とはいえ、しっかりと毎月の業務報告をしてくれていましたが、4ヵ月5ヵ月と時が経過しても全く検索順位が上がってきません。
途中、心配になって問合せをしてみても「もう暫く推移を見てみましょう」とか「Googleのアルゴリズムがどうのこうの.....」とまるで的を射た回答が返ってきませんでした。
それでもプロに頼んだワケでそれほどは杞憂していませんでしたが、結局6ヵ月経っても100位以内表示すら実現させられませんでした。
その最終報告書がこれです。
SEO対策だけで何人も雇って、それを本業にしてお金を得ているにも関わらず半年かけても30位すらなれずサジを投げられてしまいました。
最終報告を見て今思うと、結局SEO対策として何をしていたかといえば「外部リンクからの強化と対策」のみだったということ。
半年間掛けても01の外部SEO対策=良質な被リンク数ではあまり意味をなさないのではないか。
もちろん依頼したその業者が良質なリンクサイトを持っていなかったかと言われればそれまでですが、どちらにしても外部SEO対策は結局のところお金も労力もかかるということがわかります。
実は今回、身を持って経験したこれこそが正にこれからの『反響』を勝ち取るSEO。正真正銘、本物のSEOへのヒントがあったのです。
ギャンブル的な要素を含んだ外部SEO対策は、時間的金銭的に言っても効率が悪くランニングコストも大きくのしかかってきます。
一方で運用コストを抑えられ、確かなSEOの結果が出せるものが内部SEO対策です。前述しましたが内部SEO対策は、ホームページ制作の初期段階である程度の対策を講じる事が可能なのです。
なぜならば重要要素となる5項目のうちの
・コンテンツ(タイトルに含まれる文章情報の内容=記事)の質
・HTML(Webページを作成するための言語)の正しい記述
・キーワード(Webサイトの内容を簡潔にした言葉)の最適化
・内部リンクの強化(自サイトの内部リンク構造を強化)
4項目が、サイト制作時にほぼ賄えるのです。
もちろんその全てをパーフェクトに内部SEO対策を施せる訳ではありませんが、始めから上記の項目を踏まえてホームページを作るのと知らないで作るのとは同じコンテンツのホームページでもその差は歴然だということです。